震度7のあと、見た目は無事な我が家。それでも点検してもらうべき理由と調べる箇所

見た目は無事な家の前で首をかしげる男性(イラスト・イメージ)
公開日: 更新日: お客様相談室
合志市 築12年 30代男性
合志市 築12年 30代男性
あれだけ揺れたのに、うちはどこも壊れていないように見えます。でもニュースで「見た目は無事でも内部が傷んでいることがある」と聞いて、急に不安になりました。夫婦とも平日は仕事で、じっくり家を見る時間も取れません。何をどこまで確認すればいいのでしょうか。住宅ローンも残っているので、家の資産価値は守りたいです。
市原
市原
「無事に見えるけど不安」。実は、震度7クラスのあとに一番多いのがこのご相談です。ご安心ください、確認すべき場所は決まっています。しかも大半は地上から安全に確認できます。10年前の地震のデータも交えてご説明しますね。
市原功一朗この相談に答えるのは:市原 功一朗(日進塗工 代表・一級建築塗装技能士・外壁診断士)
熊本で30年、戸建て塗装1,500件以上。押し売りしない無料診断がモットーです。

結論:大きな被害より「小さな傷み」のほうが圧倒的に多い

2016年の熊本地震では、住家被害約19万5千棟のうち約8割が「一部損壊」、つまり住み続けられるけれど細部が傷んだ家でした(出典:内閣府「熊本地震における災害対応」資料)。

倒壊のニュース映像が印象に残りますが、実際に一番多いのは「見た目は無事、でもどこかが少し切れた家」です。
そして、この「少し」が厄介です。小さな傷みは今日明日の生活に支障がないぶん、気づかれないまま梅雨や台風の雨で静かに育ち、数年後に雨漏りや下地の腐食として表面化します。そのときには地震との因果も証明しにくくなっています。

震度7のあとに傷みやすい4箇所

見た目は無事でも傷みやすい4箇所。目地のコーキング・瓦のズレ・細かなひび割れ・雨どいのゆがみ(図解)
箇所何が起きやすいか見つけ方
目地のコーキング揺れを吸収して切れ・剥がれが出る。防水の第一線つなぎ目に沿って目視。奥が見える隙間は要注意
屋根の瓦・板金ズレ・浮き・ゆるみ。雨水の入口になる地上から双眼鏡・スマホのズームで。上がらない
外壁の微細なひび開口部(窓・ドア)の角から斜めに入りやすい朝夕の斜めの光だと見つけやすい
雨どい・板金部材ゆがみ・外れ。次の大雨で機能不全が発覚地上から通り沿いに一周して目視

週末15分でできる、夫婦での点検手順

双眼鏡とスマホで家を点検する夫婦(イラスト)
ポイント1

家のまわりを一周して写真を撮る

四方から全体写真を1枚ずつ。異常が見つからなくても、この「現状の記録」に価値があります。後日何かが見つかったとき、地震前後の比較材料になります。
ポイント2

4箇所を順に見る

目地→屋根(地上からズーム)→窓まわりのひび→雨どい。気になった場所は遠景と近景をセットで撮影。
ポイント3

室内側もひと回り

壁紙の破れ・ドアの開け閉めの引っかかり・天井の隅。地震の力は室内側に先にサインを出すこともあります。

「何もないことを確かめる点検」も、点検です

セルフチェックで何も見つからなければ、ひとまず安心です。それでも「プロの目で確認して、何もないと言ってほしい」という方は、遠慮なく点検を頼んでください。
私たちの無料診断は、売り込みのための点検ではありません。実際、「まだ塗らなくて大丈夫です」「様子見でOKです」とお伝えするお家がたくさんあります。何もなければ「何もありません」と写真つきでご報告する。それで安心していただけるなら、点検の目的は果たされています。

まとめ:不安の正体は「確認していないこと」です

市原
市原
今日のまとめは3つです。①震度7のあとは「一部損壊」級の小さな傷みが圧倒的に多い。②見るべきは目地・屋根・窓まわりのひび・雨どいの4箇所。③異常がなくても写真の記録には価値がある。
共働きで時間が取れないご家庭こそ、週末の15分セルフチェックか、点検のご依頼を。「何もないことの確認」も歓迎です。押し売りは絶対にいたしません。
地震後の無料点検のご予約はこちらから
お電話:096-339-4539(有限会社 日進塗工/熊本市北区龍田)
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「記事を読んだ」とお伝えいただければ話が早いです。「何もないことを確かめたい」というご依頼も歓迎。結果は写真つきでご報告します。

この記事を書いた人

有限会社日進塗工 代表 市原功一朗

市原 功一朗(いちはら こういちろう)
有限会社日進塗工 代表|一級建築塗装技能士・外壁診断士

熊本市北区龍田を拠点に、地域の家々を塗り続けて30年。一級建築塗装技能士・外壁診断士として、熊本特有の暑さや雨風に合わせた戸建て塗装を累計1,500件以上手掛けてきました。「見えない下地処理こそ丁寧に」を信条に、押し売りのない無料診断を徹底。地元の視覚障がい者フットサル(ブラインドサッカー)のスポンサーなど、地域福祉への支援にも取り組んでいます。完工後も熊本の「住まいの主治医」として、年1回の無料点検で長くお付き合いしています。

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