「相見積もり」は何社とるのが正解?他社の見積書と比較する時のチェックポイント
熊本市 築15年 50代男性
外壁塗装は相見積もりを取った方がいいと聞きますが、何社に頼むのが正解でしょうか?集めた見積書も書式がバラバラで、どこを比べればいいのか分かりません。
市原
結論から申し上げると、相見積もりは2〜3社が現実的です。そして比べるべきは総額ではなく中身。見積書のどこを見れば業者の誠実さが分かるか、具体的なチェックポイントをご説明しますね。
熊本で30年、戸建て塗装1,500件以上。押し売りしない無料診断がモットーです。
結論:2〜3社で十分。比べるのは「総額」ではなく「中身」
5社も6社も集めると、現地調査の立ち会いだけで疲弊しますし、断る負担も増えます。信頼できそうな2〜3社に絞って、同じ土俵でじっくり比較する方が、良い結果につながります。
そして最も大事なこと。見積書は総額の安い順に並べるものではなく、「書かれている情報の質」で読むものです。
そして最も大事なこと。見積書は総額の安い順に並べるものではなく、「書かれている情報の質」で読むものです。
見積書の比較ポイント:ここを見れば分かります
| 見る場所 | 誠実な見積書 | 注意したい見積書 |
|---|---|---|
| 数量 | 外壁◯◯平米・シーリング◯◯mなど実測値を明記 | 「外壁塗装一式」だけで数量がない |
| 塗料 | メーカー名・商品名・グレード・塗り回数を明記 | 「シリコン塗料」など種類名だけ |
| シーリング | 打ち替えか増し打ちか、範囲を明記 | 記載がない・「補修」とだけ |
| 付帯部 | 雨樋・破風など対象箇所を列挙 | 含まれるのか不明 |
| 保証・点検 | 保証年数と定期点検の有無を書面で明記 | 「保証します」と口頭のみ |
数量と商品名が書かれていれば、他社と同条件で比較できます。書かれていなければ、比較のしようがない——それ自体が判断材料です。

価格だけで選ばれていない実態は、データにも表れています。住宅リフォーム推進協議会の実態調査(2025年2月公表)では、実際にリフォームした人が事業者選定で重視した点は「担当者の対応・人柄」(44.6%)が最多で、「工事の質・技術」(32.2%)、「工事価格の透明さ・明朗さ」(29.3%)と続きます。見積書の透明さは、それ自体が選ばれる理由になっているのです。
総額に差があるときの読み方
2社の見積もりに数十万円の差が出たら、「どちらが得か」の前に「なぜ差があるか」を仕様の違いに分解してください。塗料のグレードが違う、シーリングが打ち替えか増し打ちか、付帯部の範囲が違う——たいてい理由があります。
分からなければ、各社に「この条件で揃えたらいくらですか」と聞けばいい。条件を揃える質問に嫌な顔をする業者は、その時点で候補から外して構いません。
分からなければ、各社に「この条件で揃えたらいくらですか」と聞けばいい。条件を揃える質問に嫌な顔をする業者は、その時点で候補から外して構いません。
なお、広告の「一式◯◯万円」との比べ方は「格安パックで追加料金をとられるケース」で、塗料グレードの差の読み方は「塗料のグレードで何が変わる?」で解説しています。地震のあとの見積もりが高いと感じたときは「地震のあとの見積もりが『相場より高い』と感じたら」もご覧ください。
実際にあったご相談:比較の末に選ばれてきました
数社比較の末に弊社をお選びいただいたお客様の、Googleクチコミでの声を要約してご紹介します。
| 比較の状況 | 決め手(いただいたお声から) |
|---|---|
| 築年数が経った家を心配しながら、数社に見積もりを依頼して比較 | 納得の費用と、地元で代々続く会社の実績が決め手になった |
| 2〜3社に見積もりを依頼して検討 | 現地調査で劣化の原因まで説明があり、予算含め最適な提案だった |
| 数社を比較し、価格と保証を検討 | 他社より安く保証も良かった。創業40年近い実績も決め手になった |
| 物件を複数持つオーナーとして各社を利用 | 「他社で検討中の方も、ぜひ相見積もりを」と自ら勧める対応だった |
日進塗工は相見積もり歓迎です。他社の見積書の読み方のご相談にも応じます。比較されて選ばれる自信があるから、堂々とお勧めできます。
断るときは、短くていい
選ばなかった業者への断りは「検討の結果、今回は他社にお願いすることにしました。ありがとうございました」の一言で十分です。理由を細かく説明する義務はありません。
ここでしつこく食い下がる業者だったら、選ばなくて正解だったということです。
ここでしつこく食い下がる業者だったら、選ばなくて正解だったということです。
まとめ:見積書は「安い順」ではなく「書いてある順」に読む
市原
最後に3つだけ。①相見積もりは2〜3社が現実的。②比べるのは総額ではなく、数量・塗料名・塗り回数・シーリング・保証が書いてあるかどうか。③総額の差は仕様の差に分解して読む。条件を揃える質問に応じない業者は外してよい。
他社の見積書を持って「これ、どう読めばいいですか」というご相談も歓迎です。自社が選ばれなくても、正しい比較のお手伝いはします。それが地元で30年やってきた者の役目だと思っています。
他社の見積書を持って「これ、どう読めばいいですか」というご相談も歓迎です。自社が選ばれなくても、正しい比較のお手伝いはします。それが地元で30年やってきた者の役目だと思っています。
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お電話:096-339-4539(有限会社 日進塗工/熊本市北区龍田)
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「記事を読んだ」とお伝えいただければ話が早いです。診断だけのご利用も歓迎。完工後も年1回の無料点検で、住まいの主治医としてお付き合いします。
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この記事を書いた人
市原 功一朗(いちはら こういちろう)
有限会社日進塗工 代表|一級建築塗装技能士・外壁診断士
熊本市北区龍田を拠点に、地域の家々を塗り続けて30年。一級建築塗装技能士・外壁診断士として、熊本特有の暑さや雨風に合わせた戸建て塗装を累計1,500件以上手掛けてきました。「見えない下地処理こそ丁寧に」を信条に、押し売りのない無料診断を徹底。地元の視覚障がい者フットサル(ブラインドサッカー)のスポンサーなど、地域福祉への支援にも取り組んでいます。完工後も熊本の「住まいの主治医」として、年1回の無料点検で長くお付き合いしています。